ひとつになることの難しさと楽しさ
2009 年 5 月 31 日 日曜日
やる気をそがれた28日のクラスマッチ雨天順延。その憂さを晴らすかのような、真夏を思わせる日差しと青空の下、29日に球技クラスマッチが行われました。1年生はバレーボール1種目、2・3年生はバレーボール・ソフトボール・バドミントンの3種目による競技でした。
2・3年生のプレーのようすや応援のようすを見ていると、やはり1年生のそれとは大きな違いがあります。
プレーにおいては、バレーボールのみで見れば、レシーブやトスの確かさは、1年生のそれと比較の対象にはなりません。また、プレー中の選手どうしのコミュニケーションのスムーズさも、1年生との差異がはっきりしています。
応援においても、男子が女子を、女子が男子を自然に応援する姿が、2・3年生の試合コートではここかしこに見られます。上級生のこういったステキな姿を、1年生も肌で感じ取ってほしいと思いました。
しかし1年生にも上級生にはない、初々しい姿がありました。例えば、先生方に急かされながらも、ぶきっちょにナイスプレーのたびに男女がハイタッチをしたり、女子の何名かが、応援歌を手をつなぎながら大きな声で歌う姿があったり。これこそ、「一致団結」や「絆」という、1年生の学級目標を具体的な姿にしていく、きっかけとなる姿であったと思います。1年生のぶきっちょな姿には、ひとつになることの難しさと、その逆の楽しさがないまぜになった感情が、象徴的に出ていたのだと思います。
いずれにしても、どの学年ともに、微笑ましい「成長の芽」がいっぱいのクラスマッチでした。
団結の 白球飛ぶや 五月晴れ