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飯田市立飯田東中学校

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飯田東中学校

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2009 年 5 月 のアーカイブ

歩め並木とともに 学べ友と共に ―第2回花いっぱい交流会―

p5250035 25日(月)に、下伊那農業高校で第2回花いっぱい交流会がありました。今回は、6月25日(木)に実施予定の、第2回全校並木作業で行う、花壇への花の定植作業のため、花の苗を準備する作業を行いました。

 本校から参加したのは、並木委員会の生徒の皆さんと、顧問の先生方。また、下伊那農業高校の生徒さんと職員の方々です。この交流会も、数えること17回になるのだそうです。「本物はつづく つづけると本物になる」とは、まさにこのこと。こういった見えない場面での努力の積み重ねが、「りんご並木」を守り伝える営みの根っこを形づくっているのだと思います。

p5250041 高校生の皆さんのお心遣いを感じながら、真剣に楽しく並木委員の皆さんは作業に取り組んだようです。高校生の皆さんの中には、本校の卒業生もおり、和やかな雰囲気を自然に生み出して下さったようにも思います。これも「りんご並木」が取り持つ縁でしょうか。

 「歩め 並木とともに 学べ 友と共に」は、平成6年度学友会のテーマの一節です。本校1棟南側庭に、この言葉を刻んだ記念碑が、静かに立っています。ステキな言葉ではありますが、さて、「りんご並木」と共に歩むとは、いったいどのようなことを言うのでしょうか。

img_2474 この言葉の意味を深く考える時、「りんご並木」のむこうに広がる、目に見える・目に見えない、数多くのひとびとの姿(やそのひとびとの創った歴史)がおぼろげに浮かんでくるように思います。本校生徒・職員は、こういった多くのひとびと(の織りなす・織りなした世界)とともに、「りんご並木」を仲立ちにして歩んでいくことをこそ、求めていくべきなのではないでしょうか。

 

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ひとつになることの難しさと楽しさ

dsc00151 やる気をそがれた28日のクラスマッチ雨天順延。その憂さを晴らすかのような、真夏を思わせる日差しと青空の下、29日に球技クラスマッチが行われました。1年生はバレーボール1種目、2・3年生はバレーボール・ソフトボール・バドミントンの3種目による競技でした。

 2・3年生のプレーのようすや応援のようすを見ていると、やはり1年生のそれとは大きな違いがあります。

 プレーにおいては、バレーボールのみで見れば、レシーブやトスの確かさは、1年生のそれと比較の対象にはなりません。また、プレー中の選手どうしのコミュニケーションのスムーズさも、1年生との差異がはっきりしています。

 応援においても、男子が女子を、女子が男子を自然に応援する姿が、2・3年生の試合コートではここかしこに見られます。上級生のこういったステキな姿を、1年生も肌で感じ取ってほしいと思いました。

dsc00149 しかし1年生にも上級生にはない、初々しい姿がありました。例えば、先生方に急かされながらも、ぶきっちょにナイスプレーのたびに男女がハイタッチをしたり、女子の何名かが、応援歌を手をつなぎながら大きな声で歌う姿があったり。これこそ、「一致団結」や「絆」という、1年生の学級目標を具体的な姿にしていく、きっかけとなる姿であったと思います。1年生のぶきっちょな姿には、ひとつになることの難しさと、その逆の楽しさがないまぜになった感情が、象徴的に出ていたのだと思います。

 いずれにしても、どの学年ともに、微笑ましい「成長の芽」がいっぱいのクラスマッチでした。

   団結の 白球飛ぶや 五月晴れ

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いのちの響きを体感 ―音楽鑑賞教室「鼓童」公演―

ca3a0827 恒例の音楽鑑賞教室。今年度は、佐渡島を拠点に世界的な活動をしている、太鼓芸能集団「鼓童」のメンバー7名の皆さんの演奏をお聴きしました。

 太鼓芸能集団と名乗ってはおられますが、「鼓童」の皆さんの演奏内容は実に多彩。太鼓はもちろんのこと笛・琴・鐘、さらにはメンバーの皆さんによる合唱など、聴き手を飽きさせない表現方法がふんだんに取り入れられていました。しかし、何よりもやはり、太鼓の種類の多さには、目を見張りました。

ca3a0830 中でも「平胴太鼓」と呼ばれる、大型の太鼓には驚きました。今では極めて数が少なくなってしまった樹齢400~500年物の国産のヒノキをくりぬいて作ったもので、牛2頭分の皮が用いられているそうです。まさに、かけがえのない「いのち」が集まって、この「平胴太鼓」は出来上がっているのです。

 「鼓童」メンバーの方曰く、「この太鼓は、生きているのです」。叩き手のいのちの鼓動を感じて平胴太鼓はいのちの響きを奏で、聴き手はそのいのちの響きを体全体で感じることで、鼓動が高鳴る。まさに、演者と楽器と聴き手がその場で、「いのちの交響曲」を奏でている、そんな表現もできるのではないでしょうか。

ca3a0833 東中・西中の生徒代表の皆さんによる、太鼓体験演奏の場も設けられました。最後は、全員が参加しての大演奏会になりました。いのち燃える夏本番の訪れを、体全体で感じ取った、午後のひと時でした。

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東中生たるもの学ぶべし ―校長講話より―

dsc00079 初夏の訪れを感じる今日この頃です。そんな初夏のさわやかな風とともに、5名の教育実習生の皆さんがやってきました。いずれも、飯田東中学校の卒業生の皆さんです。今日から3~4週間、思い出多いはずの東野の学び舎で、「教えることを学ぶ」立場で、250名の現役の東中生の皆さんとの学びあいがスタートです。

 「教ふるは学ぶの半ばなり」という言葉があります。実習生の皆さんが「教えること」に取り組む姿に関わりながら、私たち教職員も初心に返って「教ふるは学ぶの半ばなり」の言葉の意味をかみしめたいと思います。

 北澤校長先生からは、生徒の皆さんにとっても、また実習生の皆さん、私たち教職員にも「耳の痛くなる」お話がありました。今年度初めに、長野県教育委員会が行った調査結果についてのお話です。

dsc00082 調査に参加した県内の中学2年生の約30%が、「1日1時間以下の学習時間」であるとの調査結果が示されました。

 北澤校長先生からは、「りんご並木で心を育てている皆さんは、全国に誇れる学びをしている。そんな皆さんが、『1日1時間以下の学習』では、あまりにももったいない。ぜひ、東中生たるもの、りんご並木で心を磨き、日々の学習で自分を鍛えてほしい。その姿を、校外にむけて示してほしい」とのお話がありました。

 衣替えが近くあります。装いの衣替えもさることながら、私たちの気構え・心構えの「衣替え」もしていきたいものです。これは、生徒の皆さんも、私たち職員も同じことかもしれませんね。

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長野日報 2009年4月10日 記事(学力調査でPDCAサイクル導入 県教委)

http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=13938

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「アンネ・フランクの想い出」という名のバラ

ca3a0815 現在、本校1棟南側の植え込みに、「アンネのバラ」の通称で呼ばれるバラたちが、大輪の花を咲かせています。平成16年度のPTA作業の折、現在の形にバラ園が整備されました。また、平成18年度の卒業生がバラ園のいわれを記したプレートを寄贈して下さいました。

「(前略)昭和54年にりんご並木の育成を支援して下さった有安勇氏のご長男を題材にした『りんごになった茂君』が出版され、その取材のお礼として著者である小林桂三郎氏(当時、東京都杉並区立高井戸中学校教諭)から、昭和57年にアンネのバラの苗木が30株寄贈され、東中の宝物として校舎1棟東側へ植樹された」(平成18年度卒業生寄贈説明プレートより抜粋)

ca3a0816 本校では「アンネのバラ」について学ぶ機会が、学友会の活動の中で位置づいています。人が人のいのちを、理不尽極まりない理由でいとも簡単に奪い去るような、おぞましい事件が毎日のように報道される現在の日本、そして世界。また、報道されるような事件以外にも日々、身近な生活の中で、人が人を理不尽で不可解な理由で、蔑んだり貶めたりといったことがあふれる私たちの日常。そんな日常、日本、世界を冷静な眼で見つめ、「アンネのバラ」のような、温かでやさしい心のある自分を思い起こし、再確認できる場を、これからも大切にできればと思います。

アンネ・フランクは、「自分の死後も、ずっと自分の残したものが何らかのかたちで残る仕事をする人になりたい」と語っていたそうです。彼女が、自身の理不尽な死後、『アンネの日記』という不朽の1冊を残すことになったことの悲しみを思う時、可能性ある人生の駆け出し期にいる東中生の皆さんには、平和の中に生きられている幸福を忘れることなく、精進してほしいと願います。

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