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飯田市立飯田東中学校

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飯田東中学校

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今日のできごと(さいしんの3けん)

みんなが主役 今実らせよう 切磋琢磨の心~第63回学芸会~

2009 年 10 月 7 日 水曜日

 更新が滞って申し訳ありません。

 去る10月2・3日に飯田東中学校第63回学芸会が行われました。

多くの学校では、こうした行事を文化祭、○○祭と呼び、「祭」の文字が使いますが、本校では「祭」を使わず、「学芸会」と呼びます。

「昭和45年の学校要覧には学芸会のねらいは、『日頃の学習を基礎としてその成果を公開し合うことにより、情操を豊かにするとともに科学などの進歩について深く関心を持てる人間を育成する。学友の活動を認め合い味わう』とあり、『学芸会』と呼び、学習の成果を示す場と位置づけ、学校が担うことは学習にありと本質を求めようとするこの姿勢が飯田東中学校をあらわしているのです。」  ~開会式学校長挨拶より~

 本校では学習の成果を示す場として「学芸会」があり、「祭」ではないのです。

 本年度は耐震工事のため、9月から2学期がスタートしました。例年より短い準備期間で学芸会をむかえなければなりませんでした。しかしそうした中でも、役員を中心に準備が始まり、学芸会が近づくにつれて、クラスのごとの企画の準備、30人31脚などの全校レク・合唱の練習などが毎日のように行われ、学校全体が盛り上がっていく様子がはっきりと分かりました。

 そうして迎えた学芸会初日、あいにくの天気で体育館で行われた全校レクでしたが、クラスの仲間を懸命に応援する姿、力を出し切れた晴れ晴れとした姿、見ていてとても気持ちがよくなりました。

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学芸会2日目には、意見発表、ステージ発表、音楽会がありました。

意見発表では学年の投票によって選ばれた生徒が、本校の中核的な活動のりんご並木への思いや、戦争に対する思い、福祉体験を通して感じたこと、英語のスピーチなどを披露しました。発表者の意見文を聞くことで自分の見方・考え方を広め、深めることができたのではないかと感じました。

ステージ発表では、演劇(人形劇)部、吹奏楽部が発表を行いました。                                     人形劇部は、落語と人形劇のコラボレーション「松竹梅」を披露してくれました。巧妙な語り口や、練習を積んだ人形の動きで聴く人、見る人を魅了していました。

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吹奏楽部はこれが最後の演奏になる3年生のソロの『情熱大陸』から始まり、夏のコンクールで演奏した「サンデーマーケット」、なんちゃって嵐が登場した「One Love」、「My sunshine」を演奏しました。演奏者と聴く人が一体となった音楽の楽しさを感じられるステージになりました。

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午後の音楽会では各クラス・学年がこれまで練習を積んできた合唱を発表しました。それぞれの思いを胸に懸命に歌う姿がすばらしかったと思います。講師の先生からも「全員が集中し、懸命に歌っている」とお褒めの言葉をいただきました。賞に関わらず、力を出し切れたことが何よりでした。

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 「みんなが主役 今実らせよう 切磋琢磨の心」のスローガンをもと行われた2日間の学芸会ではまさに学芸会を創るひとりひとりが主役であったと言えます。学芸会をとして得たものをさらに伸ばして、東中がさらに良い学校となれればと思います。

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学年行事で学ぶ② ―西駒ヶ岳登山―

2009 年 8 月 31 日 月曜日

 1年生の阿南キャンプに続き、8月25、26日は2年生の西駒ヶ岳登山の行事がありました。夏休み中の行事ということで、前の週の3日間は中央公民館を借りて、学習会や登山の打ち合DSC03759わせ会を行い、体調や気持ちを整えてきました。

 当日の朝の天気は良好で、気持ちの良い登山が期待できました。学校を6時20分にバスで出発し、菅の台からは路線バスに乗り換え、標高1662mのしらび平ロープウェイ駅まで到着しました。ここからは、ロープウェイで2612mの千畳敷カール駅まで一気に登りました。生徒たちは、ロープウェイから見えるスリル満点の景色に大興奮していました。標高が高くなるにつれて植生の変化もよく分かりました。CIMG1661

 いよいよ千畳敷カール駅に降り立つと、目の前には千畳敷カールの大絶景が迎えてくれました。下からは雲がわき出し、生徒たちも間近で雲が動く様子に驚いていました。空気が薄くなっているので、体をならしながら、宝剣山荘、本岳頂上と順に目指しました。岩や石だらけの登山道だったので、ガイドさんを先頭にゆっくり登りましたが、傾斜がきつくなる場所はさすがに生徒たちも息があがっていました。少しCIMG1674ペースが落ちた友だちに「大丈夫?」「がんばれ!」と声をかける生徒がいて、思いやりの姿が嬉しく思いました。2956mの本岳頂上では、写真を撮ったり、昼食を食べたり、大きな岩に登って景色を楽しんだりと、思い思いの過ごし方で頂上を満喫しました。やや雲がかかっていたので、駒ヶ根や木曽の町をはっきりと見るはできませんでしたが、時折見える町の小ささに頂上まで登り切った達成感を味わうことができましDSC03888た。

 夜は、山荘の方にスライドを見せていただきました。西駒ヶ岳の四季折々の表情や高山植物をたくさん知ることができました。最後にK君が「今回僕たちは、夏の西駒しか見られないけど、他の季節の様子も知ることができてよかったです。」と感想を述べました。長年この山に携わってこないと出会えない貴重な瞬間を納めたスライドに、東中ばかりでなく、一般の登山客や山荘のスタッフさんたちも歓声をあげていました。CIMG1691

 二日目は、4時に起床をして中岳まで御来光を見に行きました。8月とはいえ、標高の高い山の朝は冷え込みが厳しいものでした。しかし、ピリっとした空気がかえって気持ちを引き締めてくれました。生徒たちの中には寝不足の者もいたようですが、全員が御来光の瞬間をじっと待つことができました。次第に朝焼けが濃くはっきりしてきて、遠く雲の上からじわりとオレンジ色の光りが差してきました。「うわー。」「きれいー。」と生徒たちの歓声が上がりました。何十回も登山を経験した教頭先生も「これほど完璧な御来光は見たことがない。」といいます。幻想的で完璧な御来光でした。DSC03921

 最後にガイドさんからのお話の中で、「登山は自然を楽しむと同時に自分自身を見つめる時間になる。」とおっしゃていました。今回の登山で、疲れるとか、お風呂に入れないとか、もういやだ、など少し前向きに考えられなかった生徒もいましたが、あの御来光を見つめる多くの生徒の目は、普段の学校生活とは違う何かを感じていたように思います。また、すれ違う登山客に自分たちからあいさつができた生徒が多かったことは、中学生として立派な態度であり、活動や集合・点呼の場面で、一人ひとりの行動が素早くできたことは、一歩間違えると危険を伴う登山に対して、真剣に取り組めた証拠ではないでしょうか。二学期に提出される登山記が大変楽しみです。

 最後に、今回付き添っていただいたガイドさんと看護師さんには、多くの場面で登山の知識と経験を生かしていただき、大変心強く感じました。感謝申し上げます。

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東中の宝④ ―「朝の連絡」(日報)―

2009 年 8 月 27 日 木曜日

book88 駒込幸典『信州の戦後教育はこうして始まった』(信濃毎日新聞社、2002年)に、次のような記述があります。

 「飯田東中学校が先駆けて手がけたことは多い。

 今では中学校の特色となっている教科担任制の導入も同校が先駆けである。同じ教科はできるだけ同一学年の教科担任が受け持つようにして、教科指導と生徒指導を一致させる方式をとった。

(中略)さらに画期的なのは、清掃活動を教育課程の中に位置付けた全校一斉清掃である。それまでの当番清掃を改め、清掃を日課に組み入れて全校生徒と全教師が学校の美化に努めたのである。清掃のあり方を追求し、研究授業まで実施したのは驚きだった。やがて、この方式は全県下に普及した。

(中略)学校運営上の特色には、その日のスケジュールや連絡事項が書かれた教師向けのプリント「朝の連絡」がある。現在はほとんどの学校が「日報」などの名前で発行しているが、飯田東中学校が始めた昭和25年ではおそらく県下皆無であっただろう。「朝の連絡」によって、教師はその日の予定や計画を把握、実践することができ、職員朝会を省いて直ちに教室へ向かうことができるようになった。」(同書25~26ページ)

 『信州の戦後教育はこうして始まった』の著者である駒込幸典さんは、本校に昭和26~29年までの4年間在職された、執筆子の大先輩にあたる先生です。

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 今回ご紹介する「東中の宝」は、引用させていただいた文章の後半に出てくる、「朝の連絡」です。引用文にもあったように、県の内外を問わずどこの学校でも、名称の違いはあっても存在するもののはずです。要は「その日の時間割や行事予定、来校者や出張者、次の日の時間割や予定が書かれた小さなプリント」です。いわば、学校の1日の動きを一目で把握できる便利なスケジュールメモ、と言ったものです。

 

CA3A1075 本校では、昭和25年4月5日(水)の第一号以来、(恐らくは)登校日に関しては一日も欠けることなく、また名称も「朝の連絡」のまま変わることなく発行され続け、さらに驚くべきはそれらが(恐らくは)一号も欠けることなく、大切に保存されています。まさに、「継続は力なり」を体現するのが、本校の「朝の連絡」です。

 現在は、教務主任のH先生が細やかに懇ろに、そして何より正確な内容の「朝の連絡」を発行して下さっています。現在の「朝の連絡」は、実はなかなかに読み応えのあるものなのです。それは、H先生による「今日のひとこと」が、「朝の連絡」の最下段にわずか二行の短文で記されているからです。

 4月23日の「今日のひとこと」

 1年生は初めてのことだらけ。未熟だから、わからないからと消極的になってしまったら、未熟である意味がないと思います。

 5月27日の「今日のひとこと」

 ボールを取ろうとして失敗した人を責めたり笑ったりするけど、取ろうとしたから失敗したんです。失敗をしない人は、何もしていない人です。

 6月17日の「今日のひとこと」

 東中にいる以上は、自分の学校やクラスを愛し、大切にしたい。自分の学校やクラスを悪く言う人を、誰が愛し、大切にしてくれると思いますか?

CA3A1076 「朝の連絡」には、その時々の飯田東中学校の生の姿が刻まれています。H先生が毎日わずか二行で示して下さる「今日のひとこと」が訴えかけてくるものは、まさに現在の飯田東中学校に住まう私たちの姿そのものであり、それを読む私たちには「鏡」となって自己を自覚させてくれるものです。

 「たかが一枚のプリント、されど一枚のプリント」。このことの意味を、本校書庫に厳重に保存される「朝の連絡」の束たちは、棚の中から静かに重く、しかし確かに訴えかけてきています。

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学校からのお知らせ

◇お知らせ

 

(1)本校の終業式は、7月31日(金)です。夏休みは、8月1日(土)~8月31日(月)の1ヶ月間です。本年度、校舎耐震化工事のため、夏休みが長くなっています。なお、学年諸行事・「1日総合」が夏休み中の実施となります。

 

[1学年] 阿南キャンプ  8月19日(水)~20日(木)

[2学年] 西駒ヶ岳登山  8月25日(火)~26日(水)

[3学年] 福祉体験学習(1日総合③④) 8月19日(水)~20日(木)

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